お金の考え方

【脱・浪費家 第2章】お金と感情の関係性を見極める

前回の記事では、脱・浪費家するために「お金に感情を支配されていることを知ることが大事」という話をお伝えしました。

【脱・浪費家 第1章】お金に感情を支配されていることを知ることが大事この記事は、【脱・浪費家】するためにやった意識を変える8つのステップの第1章について書いた記事です。お金に感情を支配されていることを知ることが最初のスタートになります。...
未来の自分
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今日は続きの第2章を伝えるね!
過去の自分
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第2章はどんな話なの?
未来の自分
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第2章は「お金との関係性を見極める」ことについて解説するね!

内容は「お金と感情がどのようにリンクしているのか?」という話だよ!

それを理解するためには、マズローの欲求5段階説が重要な鍵になってくるから、まずそこから解説するね。

マズローの欲求5段階説とは

マズローの欲求5段階説とは、アブラハム・マズローというアメリカの心理学者が1943年の論文「人間の動機づけに関する理論」で発表した、人ならみんな持っている5つに階層化された欲求のことです。

マズローの欲求5段階説
  • 自己実現欲求
  • 承認(尊重)欲求
  • 所属と愛の欲求
  • 安全の欲求
  • 生理の欲求

これら5つの欲求は、基本的には下の階層から現れて、その欲求がある程度満たされると、1階層上のより高次な欲求を欲するようになります。

以下のように階層を上がっていく感じです。

  1. 自己実現欲求
  2. 承認(尊重)欲求
  3. 所属と愛の欲求
  4. 安全の欲求
  5. 生理の欲求

晩年のマズローによると5つ目の「自己実現の欲求」よりも、さらに高い「自己超越の欲求」があると言われてます。

なので、正確にはマズローの欲求6段階説になります。

6段階説
  • 自己超越の欲求
  • 自己実現の欲求
  • 承認(尊重)欲求
  • 所属と愛の欲求
  • 安全の欲求
  • 生理の欲求

上の欲求にいくほど、モチベーションが働き、持続性も高く、最大限の力を発揮しようとします。
 
逆に下の欲求にいくほど、衝動的で、瞬発力が高い反面、最小限の力を発揮しようとします。

お金と感情がどのようにリンクしているのかを知るためには、このマズローの欲求5段階説を知ることが最初の一歩になってきます。

過去の自分
過去の自分
マズローの欲求ってそうなってるんだ!でもそれぞれの欲求ってどんな意味があるの?
未来の自分
未来の自分
いまから、それぞれの欲求の意味を解説するね!

生理的欲求|マズローの5段階欲求その1

生理的欲求は

  • 食欲
  • 睡眠欲
  • 性欲

といった、生きるために必要な人間の本能的な欲求のことです。

生きていくために必要なものを極端にまで失うと、生理の欲求がほかの欲求よりも強くなります。

生理の欲求が満たされると、次は安全の欲求が出てきます。

安全の欲求|マズローの5段階欲求その2

安全の欲求は

  • 安全な家に暮らしたい
  • 安定した生活をしたい
  • 健康的な状態でいたい

といった安心・安全を求める欲求(最低限の暮らしを確保したい欲求)のことです。

よっぽどの脅威や危険にさらされない限り、この欲求をモチベーションに行動をすることはあまりありません。

安全の欲求が満たされると、次は所属と愛の欲求が出てきます。

所属と愛の欲求|マズローの5段階欲求その3

所属と愛の欲求は

  • 孤独になりたくない
  • コミュニティ(組織やチーム)に所属したい
  • 他者とつながっていたい

といった、他者とのつながりや、どこかに所属することを求める欲求です。

所属と愛の欲求が満たされると、次は承認(尊重)が出てきます。

承認(尊重)|マズローの5段階欲求その4

承認(尊重)欲求は尊厳や自尊心といった一言でいうと、「自分を認めて欲しい」という欲求のことです。

この欲求には「自己承認」と「他者承認」という2つの側面があります。

  1. 自己承認:自分自身に対する評価のことで、高次の承認欲求です。自分で自分を認める、知性、能力を磨いて、精神的に自立しようという思いが芽生えます。
  2. 他者承認:他者からの評価のことで、低次の承認欲求です。他者からの尊敬や賞賛、注目を浴びたいと感じ、地位や名誉を求めます。

生理の欲求、安全の欲求、所属と愛の欲求、承認(尊重)欲求の4つが満たされると、次は自己実現の欲求が出てきます。

ちなみに、どれだけ自己実現以外の欲求が満たされても、人は自分に適していることをしない限り、新しい不満がどんどん出てきて、落ち着かなくなってきます。

自己実現の欲求|マズローの5段階欲求その5

自己実現欲求は

  • 自分の思う道を生きたい
  • あるべき自分になりたい

といった、自分の持つ能力や個性を最大限発揮したいという欲求のことです。

自己超越の欲求|マズローの5段階欲求その6

最後にマズローが晩年に発見した自己超越の欲求は、自分の枠を超えた高次元の欲求のことです。

これまでの5つの欲求が「自分のための欲求(他者から見返りを求める)」とすると、自己超越の欲求は「自分以外の他者のための欲求」になります。

一言でいえば「他者の幸せが、自分の幸せという一体感のある状態」のことです。

【補足】マズローの欲求5段階説の欲求の分類

マズローの欲求5段階説は、以下のように分類することもできます。

  • 物質的欲求と精神的欲求
  • 外的欲求と内的欲求
  • 欠乏欲求と成長欲求(存在欲求)

ここでは一番シンプルだけど重要な、欠乏欲求と成長欲求(存在欲求)について、補足でお伝えします。

欠乏欲求と成長欲求(存在欲求)

  • 欠乏欲求:自分に足りないところを外から得て満たそうとする(物質的:生理的欲求・安全の欲求 / 精神的:所属と愛の欲求・承認欲求)
  • 存在欲求:他者のためにもっと成長したい(自己実現の欲求・自己超越の欲求)

欠乏欲求はとても厄介です。高価な物を求めたり、他者に依存したり、何かに執着したり。

しかも一度満たされると、それ以降は同じものでは、モチベーションが上がりません。

逆に成長欲求(存在欲求)は物質的にも精神的にも満たされている状態です。

なので、自分の成長や誰かのために貢献したいということが、モチベーションになります。

欠乏欲求を求め続けると、人生のダークサイドに落ちていきます。その話は別の記事にまとめ次第、公開します。

マズローの欲求5段階説から紐解くお金との関係性とお金に対するイメージ

過去の自分
過去の自分
マズローの欲求についてはわかった!でもそれがお金とどういう関係があるの?
未来の自分
未来の自分
それはね。それぞれの欲求によって、お金に対する見方やイメージが変わってくるからだよ。

じゃあそれぞれの欲求ごとに、お金にたいしてどんなイメージをもっているのか?

それが以下のとおり。

欲求ごとのお金のイメージ
  • 自己超越の欲求 ▶︎ 感謝・応援
  • 自己実現の欲求 ▶︎ 感謝・応援
  • 承認(尊重)欲求 ▶︎ 名誉・権力
  • 所属と愛の欲求 ▶︎ 愛情・友情
  • 安全の欲求 ▶︎ 安心・安全
  • 生理の欲求 ▶︎ 生活・自由

お金と上手に付き合っていくためには、
お金にたいしてどのようなイメージをもっているかを知り、今の自分をどこに設定していくかが、とても重要な考え方になってきます。

生理的欲求でのお金にたいするイメージ

生理的欲求では、お金にたいして「生活・自由」というイメージをもっています。

たとえば

  • お金さえあれば自由になれる
  • 生活するためにお金を稼がないと

といった感じです。

逆に言ってしまうと、お金がなければ死んでしまうという「恐怖」のイメージもあります。

「恐怖」のイメージがあると、お金を稼ぐことは「自分を傷つけること」という思いが強い、人生を歩んでしまいます。

安全の欲求でのお金にたいするイメージ

安全欲求では、お金にたいして「安心・安全」というイメージをもっています。

たとえば

  • お金があれば将来安泰
  • お金があればオートロック付きの安全な賃貸に住める

といった感じです。

なので「安心・安全」というイメージを持っていると、お金があれば老後まで安心した暮らしを送れるという思いが強い、人生を歩んでしまいます。

所属と愛の欲求でのお金にたいするイメージ

所属と愛の欲求では、お金にたいして「愛情・友情」というイメージをもっています。

たとえば

  • 高価なプレゼントを送ると愛される
  • おごれば友情を継続できる

といった感じです。

なので「愛情・友情」というイメージを持っていると、お金の縁が人との縁の切れ目という思いが強い、人生を歩んでしまいます。

承認(尊重)欲求でのお金にたいするイメージ

承認(尊重)欲求では、お金にたいして「見返し・権力」というイメージをもっています。

たとえば

  • 年収10億円稼いでる俺に文句あるか?
  • 貧乏だから、金持ちになって世間を見返してやりたい

といった感じです。

なので「見返し・権力」というイメージを持っていると、常に相手の年収や身につけている高価なブランド物などが気になり、自分と他人を比較する人生を歩んでしまいます。

自己実現・自己超越の欲求でのお金にたいするイメージ

自己実現・自己超越の欲求では「応援・感謝」というイメージを持っています。

たとえば

  • あの人・会社を応援したい
  • 問題解決してくれてありがとう

といった感じです。

なので「応援・感謝」というイメージをもっていると、お金を稼げば誰かから感謝されていることになり、お金をつかえば誰かを応援している状態になります。

お金にたいして、「応援・感謝」のイメージが常にあると、どんどん心が豊かになっていきます。

心をさらに豊かにする正しいお金の使い方

過去の自分
過去の自分
お金にたいするイメージが、人生や生き方にも影響してくるんだね。
未来の自分
未来の自分
そうなんだ。だからお金に対して、どんなイメージをしているかはとても大事。

お金は「感情エネルギーが物質化したもの」と言われています。

たとえば、「ほんとうに助かりました!ありがとうございます!」と感謝されながら受け取ったお金には、明るいエネルギーがたくさん入ります。

でも、逆に「なんで払わなきゃいけないんだ!払って損した!」と思われながら受け取ったお金には、恨みとか後悔とか暗いエネルギーが入ります。

良い気が入る・悪い気が入るといったことは、お金を受け取るときだけじゃなく、むしろお金を使うときも重要な考え方です。

なぜなら「お金を払う(使う)」ということは、「自分のエネルギーを相手に渡す」ということになるからです。

その時、「自分がどこに意識を向けているか?」が大事です。

お金は循環するものなので、ただ商品を購入して手に入れるという、小さな循環じゃなくて

商品を購入することを通じて、その人や会社の活動をもっと応援したいという気持ちで払うような、より大きな循環を意識すること。

そして、そのためのポイントが

お金をただのお金と見ずに、自分が「応援したい!」と思う人や会社に投票する「投票券」として捉える

ということ。

こういう風に見立て、それが習慣になっていくとお金へのイメージが変わっていき、徐々に使い方も変わっていきます。

まとめ

お金と感情がどのようにリンクしているのかについて、マズローの欲求5段階説を元にお伝えしました。

お金へのイメージを正しく捉えることが、浪費家から卒業することにつながり、さらにお金に振り回されない人生を作っていくために必要になってきます。

次回の章では、お金をどの立ち位置や視点でお金を見ているのか把握するための8つのお金との付き合い方についてお伝えします。

【脱・浪費家 第3章】お金との付き合い方8つのタイプを知るこの記事は、【脱・浪費家】するためにやった意識を変える8つのステップの第3章について書いた記事です。お金との付き合い方8つのタイプから今の付き合い方を知り、理想のお金との付き合い方へシフトしていくことが大事です。...

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